はじめに:メルカリの「手取り」が意外と少ない理由
メルカリで出品したいけど「いくらで出品したら損しないの?」
商品が売れたとき、「やった!○○円で売れた!」と喜んでいても、いざみてみると「あれ、思ったより少ない…?」と感じたことはありませんか?
実は、メルカリでは販売手数料や送料が差し引かれたあとの金額が、実際に手元に残る「売上金(利益)」になります。
この記事では、メルカリ初心者の方に向けて、実際にいくら手元に残るのか?を分かりやすく解説していきます。計算方法やシミュレーション表もご紹介するので、「損しない価格設定」ができるようになりますよ!
メルカリでかかる主な費用一覧
メルカリで商品を出品・販売した場合、以下のような費用がかかります:
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 販売手数料 | 販売価格の10%(メルカリが徴収) | 
| 配送料 | 郵便料金、らくらく・ゆうゆうメルカリ便など | 
| 梱包資材費 | 段ボール・封筒・プチプチなど | 
特に送料は「匿名配送」や「補償付き配送」を選ぶと割高になることもあるため、事前にチェックしておくことが大切です。
実際の売上金の計算式
メルカリの売上金は、以下の計算式で求められます
売上金 = 販売価格 - 販売手数料 (10%)- 送料
例:販売価格が3,000円の商品を、らくらくメルカリ便(60サイズ)で発送した場合
- 販売価格:3,000円
- 手数料(10%):300円
- 送料(60サイズ):750円
→ 手取り金額は、1,950円!
「送料込み」の出品だと、この送料分も出品者の負担になりますので、利益を見込んだ価格設定が必須です。
【シミュレーション】いくら残る?利益早見表
以下は、販売価格ごとの利益シミュレーション表です(※送料は一例です):
| 販売価格 | 手数料(10%) | 送料(匿名配送) | 手取り金額 | 
|---|---|---|---|
| 1,000円 | 100円 | 210円(ネコポス) | 690円 | 
| 2,000円 | 200円 | 210円(ネコポス) | 1,590円 | 
| 3,000円 | 300円 | 450円(宅急便コンパクト) | 2,250円 | 
| 4,000円 | 400円 | 750円(60サイズ) | 2,850円 | 
※送料は「らくらくメルカリ便」の料金例です(2025年9月時点)
このように、送料と手数料を引くと、想像以上に手取りが減ることが分かります。
送料を安く抑えるコツ・注意点
送料を少しでも安く抑えることは、利益を守るうえでとても重要です。
● 安い配送方法を選ぶ
- 小型商品 → ネコポス / ゆうパケット
- 衣類など → 宅急便コンパクト
- 60サイズ以上 → 匿名配送の中で比較する
● 梱包サイズに注意
数センチ大きくなるだけで送料が100円以上変わることも。梱包はできるだけコンパクトに!
● 配送方法ごとの違いを知る
「らくらく」と「ゆうゆう」では、料金・サイズ・集荷対応などが異なるので要チェック。
番外編 キャンペーンを利用する
メルカリでは不定期ではありますが「手数料○%ポイントバック」や「配送料キャンペーン」など開催されます。それに合わせて出品するとお得に出品できます!
※現在「ポスト受取サイズ配送料一律160円」キャンペーン開催中(〜9/30まで) (2025年9月13現在)
利益を最大化するためのポイント
損しないためには、以下の点を意識しましょう。
- 利益から逆算して価格設定する(例:最低○円は手元に残したい)
- 安価な商品は送料負担が大きいため、まとめ売りやセット販売も検討
- 梱包材は100均や家にある段ボールなど再利用でコストダウン
- 販売価格を少し高めに設定し、値下げ交渉に対応する余裕を持つ
まとめ:知らないと損!売上金の把握が大切
メルカリでは、「売れた=儲かった」ではありません。
販売手数料と送料を差し引いた「手取り金額」を正しく把握することが、損をしないための第一歩です。
出品前に簡単な計算をしておくだけで、「思ったより残らない…」というガッカリを防げます。
ぜひこの記事を参考に、賢くメルカリを活用して、しっかり利益を出していきましょう!


 
		 
		
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